境界性人格障害の有名人:太宰治

境界性人格障害の有名人:太宰治

日本を代表する昭和の作家である太宰治は、境界性人格障害ではなかったかと言われています。

 

素晴らしい作品を残した一方で、私生活は非常に荒れたものでした。

 

精神病院への入退院、薬物中毒、アルコールの多量摂取、度重なる自殺未遂、そしてとうとうその生涯を自殺によって閉じるわけですが、これらは境界性人格障害の典型的な症状と言えます。

 

また、代表作である「人間失格」は、太宰の自伝ではないかと言われています。
この中で主人公は、子供時代に虐待を受けています。

 

これが本人のことであるなら、境界性人格障害の発症の一因を担っているのではないかと考えられます。
虐待は境界性人格障害を引き起こす大きな要因だからです。

 

境界性人格障害の人は、感情の不安定さから、仕事面で困難が生じやすいとされていますが、太宰治のように芸術面で存分に才能を発揮した人は少なくありません。

 

太宰治とは
1909年青森県生まれで、昭和初期の小説家。本名は「津島 修治」。
裕福な家庭に生まれ育ちますが、入水自殺により38歳で人生を閉じます。
作風は無頼派・新戯作派で、代表作は「走れメロス」「斜陽」「ヴィヨンの妻」「人間失格」など。時代を超えて、今なお親しまれている偉大な作家です。



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