境界性人格障害 発症の背景:母親との関係

境界性人格障害 発症の背景:母親との関係

境界性人格障害の発症の背景にあるものとして、母親との関係がよく注目されます。

 

見捨てられ不安の対象は母親であることが非常に多いです。
幼いとき寂しい思いをした、気持ちを理解してもらえなかった、などです。
母子の間でうまく愛情を育めなかったことにより、情緒が安定しない状態になります。

 

子供が見捨てられたと感じる母親には、大きく分けて次の2タイプがあります。

 

  • 過干渉な母親
  • 育児に熱心でまじめです。母親の方が子供を見捨てなどと思っていませんが、母親の理想を子供に押し付けがちな傾向があります。

     

  • 無関心な母親
  • 仕事、病気、夫婦問題など、育児以外のやむを得ない事情により、子供への関心が薄くなっています。

 

いずれの場合も、子供は十分な愛情と保護を母親から受け取っていないと感じています。

 

また、核家族が進んで、子供が家庭で母親以外の人と顔を合わす機会が少なくなっていることも背景の一つとして考えられています。

 

母親ではなく父親に見捨てられたと思っている若い女性では、自分の親ぐらい年の離れた男性と交際するケースが多いです。
援助交際に抵抗がなくなる場合も少ないありません。
そういった行動を取ることで情緒はより不安定になり症状は悪化していきます。



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