境界性人格障害の心理:親は大好きだけど大嫌い

境界性人格障害の心理:親は大好きだけど大嫌い

境界性人格障害の人の心理として、親は大好きだけど大嫌いという人が多いです。

 

境界性人格障害の人は、親の育て方によって今の自分が作られた、親のせいでこうなった、と思っている人が多いです。
幼児期にさびしい思いをした、親が自分を見てくれなかった、甘えられなかった、などと言います。

 

幼い子供は親に甘え、保護され愛されたいという思いがあって当然です。
それが思春期になって徐々に薄れ、親離れしていきます。

 

しかし、境界性人格障害の人は幼児期に十分に親に甘えることができなかったので、心がまだ寂しいままです。
本人が意識していなくても、親の存在やすることに対してかなりこだわってしまいます。

 

親のことを心底嫌っていれば、関心は薄れ、期待することはやめます。
しかし、境界性人格障害の人はそうではありません。
親のことを嫌いだけれど好き、自分のことをもっと見てほしい、かまってほしいと感じています。

 

20歳を過ぎてから、親を離さなくなる人もいます。
子供に戻ってしまったかのように甘えたり困らせたりして、子供返りをします。
これは自分の心を防衛する働きで、退行といいます。

 

親の気をひくため、非行や自傷行為に走ったりして、親に心配をかけようとします。
親の適切な愛情を得ることができれば、これらの行為はおさまります。



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