境界性人格障害の複雑性:愛情飢餓が強い

境界性人格障害の複雑性:愛情飢餓が強い

境界性人格障害の人は、愛情飢餓が強いという特徴があります。

通常の人より見捨てられ不安を感じやすく、対人関係が不安定になりやすいのは、その根底に尋常ではない愛情飢餓を抱えているからです。

原因は、幼少期に愛情を脅かされる体験をしていることが多いです。
表面的には親に可愛がられて育った子供も、本人は親に愛してもらえなかったと感じるケースが少なくありません。
子供時代に子供らしく甘えられないことも、心の中のしこりとなります。

愛情が脅かされるとそれは心の傷となり、見捨てられることに対する過度の不安を生み出します。
他者の愛情を試す行為にも発展します。

このような顕示的な行為は、子供時代は一旦は抑圧され、思春期頃から再び顕在化することが多いです。

愛情飢餓で育ったがゆえに、大人になって恋人ができても、相手を試すようなことばかりして恋愛関係が長続きしないことが多いです。
相手も度重なる試し行為に疲れ、去っていってしまうことが少なくありません。

女性の境界性人格障害の場合は、あまりにも寂しいときに、手っ取り早く相手の表面上の関心を得られるということで、逸脱行為に陥る人もいます。
なお、逸脱行為は自傷行為も兼ねています。


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