境界性人格障害の症状:怒りと恐怖を同時に感じる

境界性人格障害の症状:怒りと恐怖を同時に感じる

境界性人格障害の人は、怒るとき同時に恐怖を感じていることがあります。
激しい怒りの底には見捨てられることや孤独への恐怖があるからです。

 

境界性人格障害の人はしばしば激しい感情をあらわにします。
典型的なものとして、癇癪を起こす、興奮して泣き叫ぶ、などが挙げられます。
リストカットなどの自傷行為をして気を引くこともあります。

 

怒りにはその人独自の引き金があり、客観的にみれば理不尽に思える理由である場合が少なくありません。
「何故こんなことでそれほどまで起こるのか?」と思うような、ささいなことが原因にもなります。

 

そういった怒りの奥には、「自分を愛してほしい」「見捨てないでほしい」といった不安や恐怖があります。

 

だからこそ、攻撃の対象は身近な人になることが多いのですが、すさまじい攻撃に耐えるのは大変です。

 

その結果、相手が遠ざかり本人がますますつらい状況に追い込まれていくことがあります。

 

<通常の怒りとの違い>

 

怒りは誰にでもある感情です。
しかし、通常は腹立たしい思いだけで、怒りの表し方もある程度コントロール可能です。
一方、境界性人格障害の人が見せる怒りは、相手を徹底的に攻撃せずにはいられないほどの激しさがあります。



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