境界性人格障害の原因:遺伝の影響

境界性人格障害の原因:遺伝の影響

境界性人格障害の原因の一つとして、遺伝的要因が指摘されています。
なんらかの遺伝的要因が生物学的な脆弱性を生み、そこに環境的要因が加わることにより発症すると考えられています。

 

遺伝的要因と環境的要因の影響度を比較するため、一卵性双生児の追跡調査などが行われています。
その結果、環境的要因の影響の方が大きいものの、遺伝的要因も無視はできないと言われています。
また、うつ病や躁鬱病などの気分障害も遺伝との関係が深いと考えられています。

 

ですので、情緒が不安定になりやすい人や自分は境界性人格障害であると自覚のある人は、遺伝のせいだと開き直らずに、自分の環境を見直して心を落ち着く環境を形成し、周囲に迷惑かけないように心がけることが重要です。

 

また、近年境界性人格障害の人が増加していますが、遺伝的要因は何十年という時間単位でそれほど大きく変化するものではありません。
つまり、近年の増加は環境的要因が大きな因子となっていると考えられます。

 

親子関係であったり、子供をとりまく学校生活、友達関係、受験勉強など、子供といえど現代社会ではストレスが絶えません。
親からの適切な愛情が不足している子供はストレス耐性が弱く、人格形成にトラブルが生じやすくなります。



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