境界性人格障害の心理:感情のコントロールができない

境界性人格障害の心理:感情のコントロールができない

境界性人格障害の心理として、感情のコントロールができないことが特徴的です。

 

喜怒哀楽が激しく、一度怒り出したら止められません。
感情の起伏が激しいことは本人にも自覚があります。
非常に情緒不安定です。

 

とても楽しんでいたのに、すぐに最悪の気分になって落ち込むです。
そんなふうにめまぐるしく変わる自分の感情が、とても嫌で自己嫌悪を感じています。

 

対人関係でも、理想的な人が、ちょっとしたことがきっかけで、一瞬で嫌いになり怒りが爆発します。
そのきっかけとは、本人が見捨てられたと思うことです。

 

自分が怒るあまり、相手に何かするんじゃないかと不安を感じる人もいます。
そのため、気持ちを安定させるために薬に依存する人もいます。

 

周囲も境界性人格障害の人の感情の起伏についていけないことがあります。

 

境界性人格障害の人の中には、自分が躁鬱病かもしれないと誤解する人もいます。
気分が高揚しているときは、仕事でも友人付き合いでもすすんで仕切ったりできます。

 

しかし、落ち込むと、見捨てられるという不安でいっぱいになり、リストカットしたり薬に頼ってしまいます。
躁鬱病かもしれない受診したら、境界性人格障害であると診断された人もいます。

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