境界性人格障害の複雑性:自分と他者の境界が曖昧になる

境界性人格障害の複雑性:自分と他者の境界が曖昧になる

境界性人格障害の人は、自分と他者の境界がよく曖昧になります。

 

自分と他者を十分に区別できません。
そのため、自分の視点と他者の視点を混同してしまいやすいです。

 

自分が好きなものは相手も気に入るに違いない、または自分が嫌いなものは相手も嫌いに違いない、そのように考えます。
自分と相手が別の存在で、自分の感じ方と相手の感じ方は別々なものであるということは、頭では理解していても、いつのまにか混同してしまいます。

 

また、自分の基準でしか、相手を見ることができません。
周囲の問題にばかり目が向きやすくなります。

 

人間関係や子育てでも相手を一面的に判断し、好き嫌いや支配の激しい過酷な状況を作りやすい傾向があります。

 

境界が曖昧なため、相手の気分に巻き込まれやすい一面もあります。
相手の気分がうつりやすいだけではなく、自分がイライラしていると、相手もイライラしているのではないかと感じてしまいます。
つまり、自分と相手の感情をよく混同してしまいます。

 

自分が疎外感や劣等感を感じていると、相手が自分のことを邪魔者扱いや馬鹿にしようとしているように感じてしまいます。
自分の感じている恐れを周囲に投影し、迫害者を作り出してしまうのです。



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