境界性人格障害の増加の原因:父親との関係

境界性人格障害の増加の原因:父親との関係

境界性人格障害は母親との関係ばかり重要視されがちですが、それと同様に増加の原因としては、父親との関係も重要になります。

 

境界性人格障害の人は、そうでない人と比較すると、母親よりも父親に拒絶されていると感じている人が多いという報告があります。

 

父親の不在や拒否は、境界性人格障害の背景としてしばしば指摘されています。

 

また、近年の増加の原因として、父親の権威が低下していることと関係があると指摘している専門家もいます。

 

子供を叱れない父親が、わが子の言いなりになって振り回されているという状況が少なくありません。

 

一方、子供に対して過度に支配的でコントロールしようとする父親も当然問題になります。
子供が反発して、激しい行動を繰り返すようになります。

 

境界性人格障害の形成しないためには、ほどよい厳しさと確かな愛情が必要だと言えます。

 

 

以上の養育環境が境界性人格障害と深い関わりがあることに疑いはありませんが、同じような体験をしていても、必ずし発症するとも限りません。

 

例えば、親は兄弟に同じような接し方をしてきたにも関わらず、兄弟全員が発症するのではなく、発症する兄弟とそうでない兄弟に分かれることが多いです。

 

これらの違いとして、遺伝的要因や家庭外での体験も関係していると考えられています。



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