境界性人格障害の症状:人間関係をひっかき回す

境界性人格障害の症状:人間関係をひっかき回す

境界性人格障害の症状として、職場や友人などの人間関係をひっかき回すことが挙げられます。

 

記憶違いや誤解は誰にでもありますが、境界性人格障害の人の話は、全く根も葉もないことがあります。
信じた人が複数なら、混乱は全体に影響します。

 

相手によって言動を使い分け、自分の思う通りに動かそうとします。
上司に助けてもらい、友人を延々と付きあわせ、同僚に頼ります。

 

ときには、事実無根の話をもっともらしく信じ込ませます。
嘘が上手なのも境界性人格障害の特徴です。

 

その嘘に気付いた人が怒るのは当然です。
そうして本人の周りから人が去っていきます。

 

境界性人格障害の人は、他者の心を読むのが上手です。
他者の表情や心の動きをよく読み、人間関係に敏感で弱点をついてきます。

 

そして、相手を自分の思うように操縦するのは、不安を解消したいという気持ちからくるものです。
相手を自分の支配下におくことができれば、見捨てられることはなくなるからです。

 

周囲の人は自傷行為に驚いたり怒ったりしているうちに、いつの間にか本人のペースにのせられています。
相手の心を読み、すきをついたり裏をかく能力にたけているので、いいように操られてしまうのです。

 

境界性人格障害の家族や恋人に振り回され疲れる人は少なくありません。

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