境界性人格障害のサポート:主体性を重視する

境界性人格障害のサポート:主体性を重視する

境界性人格障害のサポートにあたっては、本人の主体性を重視することが大切です。

 

当然ですが、人生の主体と責任はその本人にあります。
結局本人が自分で判断し、行動することでしか、本当の意味での改善や回復は起こりえません。

 

周囲が何とかして助けてあげたいと思っていろいろ働きかけても、本人にその気がなければ全く意味がありません。
サポートする側の考えを押し付けたり、本人を誘導するのは避けましょう。

 

境界性人格障害の人には、子供時代に主体性を侵害されて偽りの自分ができ、それを拒絶して発症をしたという人が少なくありません。
自分の基準ではなく親や家族の基準で物事を考えてしまうのです。

 

自分が自分であることをの安心感が得られないと、自分に自信がなくなり、精神的に追い詰められてしまいます。
そして、他者に依存したり顔色を伺ったり、相手を試すような行為をするようになります。

 

このような状況から脱するには、遅くなったとはいえ、今からでも自分が何をやりたいか何を大切にしたいかなど、意思をしっかり持つことが大切です。

 

主体性を持つということは、責任を持つことでもあります。
ですので本人がすべきことはなるべく周囲の助けなしで本人にさせるべきです。

 

何か問題を起こした時は、本人に責任を取らせましょう。
庇ったり助けたりしていると問題行動はおさまらずエスカレートしてしまいます。
本人のことを思えばこそ厳しい気持ちで接してください。

 

ただ、本人が危険なことをしそうな時ははっきり止めてあげてください。
本人が自分自身を守れない状況下では、本人を守るのは周囲の責任でもあります。



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