境界性人格障害のタイプ:反社会性が強い
境界性人格障害には危険なスリルを求める反社会性が強いタイプもいます。
権威に対して反発したり、危険な行為をする人は反社会性人格障害と呼ばれています。
危険に身をさらしてスリルを楽しむことが快感となるのが大きな特徴です。
必ずしも法律を破るわけではありません。
悪い行為にそこまで徹せない場合、境界性人格障害が合併するケースが少なくありません。
反社会性人格障害と境界性人格障害が合併した場合は、非常に衝動的になり、薬物乱用や危険行為をしやすくなります。
このタイプには、幼少期に愛情剥離や不認証体験をして、親や権威のある人に対して強い失望を抱いた人が多いです。
自身が反社会的なスタイルをとることでアイデンティティを確立します。
人にうち解けたり、信用できないため、対人関係で苦労することが多いです。
破天荒な言動とは裏腹に、繊細で傷つきやすい気まぐれな心を持っています。
周囲からは何をしでかすか分からない危険人物だと思われていることが少なくありません。
周囲から人がいなくなり孤立して、余計行動が悪化することもあります。
薬物乱用やアルコール依存、危険な車の運転など、危険な行為がエスカレートして本当に命を落とすこともあります。
家族などの身近な人間は気の休まる時がないでしょう。